上部消化管内視鏡検査（胃カメラ）について

上部消化管内視鏡検査（胃カメラ）とは

上部消化管内視鏡検査（胃カメラ）は、口から細い管状のカメラを入れて、食道・胃・十二指腸などを内視鏡を用いて観察する検査です。

一般的には「胃カメラ」と呼ばれています。

この検査は、主に腹痛や胸焼け、貧血などの原因を調べるために行われます。

胃カメラは前日21時より食事をとらずに、胃を空にして行います。

当院では完全予約制となっており、まずは受診が必要となります。（アニサキスの除去など、例外的に当日行うことはあります。）

こんな症状のときには胃カメラを

胃カメラはこんな症状のときに受けるのが良いです。

なお、いま現在血を吐いている（吐血している）場合、緊急性が高いので、救急病院の受診をお勧めします。

胃カメラの検査時間は？

胃カメラの検査時間は５分から１０分程度です。

またなんらかの異常が見つかった場合、組織をとるなどの検査を行うために検査時間が延びることがあります。

胃カメラは痛いの？

一般的に胃カメラで痛みを感じる人は少ないです。

どちらかというと「オエッ」とした吐き気を感じる人が多いと言われています。

感じ方は個人差がありますが、当院では喉の麻酔スプレーを使用することで、苦痛を軽減します。

内視鏡検査中はできるだけ全身脱力していることがポイントです。

胃カメラに不安がある方は、事前に医師に相談してください。

☆当院では喉の麻酔は使用しますが、注射の麻酔は使用できません。

胃カメラの費用は？

（ただし症状などによって胃カメラ以外の検査が必要になった場合や、処方箋が出た場合はこの限りではありません。）

＋別途処方があった場合は薬代など薬局の費用が必要となります。

※3割負担の場合

胃カメラはオンライン診療はできるの？

胃カメラはもちろんオンライン診療では実施できません。

ただし、胃カメラ前の診察や結果説明はオンライン診療可能ですので、不安な症状などがある場合はぜひ一度お話を聞かせてください。